いくら最初の問題とは言え、教科書の練習問題のような見た目に当時の受験生は驚きを隠せなかった事でしょう。しかしそこは天下の京都大学入試、何か裏があるのかと思いつつとりあえず解き進めてみます。 解答 特に何か裏が有るわけ続きを読む “京大の真意や如何に? (1974年 京大・文系)”
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関数絵合わせクイズ (2017年 上智大学・理工)
与えられた関数に対して、その定積分に相当する関数を選択する一風変わった問題です。記号を選択すれば良いだけなので一見すると簡単なようにも見えますが、試験時間内に効率よく捌くためにはf(x)とF(x)の関係性の正しい理解が続きを読む “関数絵合わせクイズ (2017年 上智大学・理工)”
問われる計算センス (1973年 京大・理系)
京大らしからぬ純粋な極限計算の問題ですが、計算の手順を誤ってしまうと大幅に時間と取られるうえ計算ミスも多発します。そういった意味では受験生の「計算センス」が問われる一問と言えるかもしれません。 なおn以降の[R続きを読む “問われる計算センス (1973年 京大・理系)”
素数を使い倒すべし (1995年 京大・理系)
僅か2行の問題文に4つの文字がひしめいており、多くの受験生は最初の一手を打つだけでも苦労したと思われます。本問ではp及びdが素数であるという事実に着目し、素数としての性質を最大限に利用する必要があります。 解答 ① a続きを読む “素数を使い倒すべし (1995年 京大・理系)”