リチウムイオン電池 (2010年 東大化学 第2問-I)

 大学入試における電池はボルタ電池、ダニエル電池、鉛蓄電池辺りが定番ですが、難関大では燃料電池やリチウムイオン電池を題材として出題されることがあります。  本問を含めリチウムイオン電池絡みの入試問題は文章量・計算量共に比続きを読む “リチウムイオン電池 (2010年 東大化学 第2問-I)”

「愚者の金」 (2019年 東大化学 第2問-II)

 黄銅鉱は最も重要な銅の鉱石鉱物ですが、金色に輝くその見た目から金鉱石と勘違いされることが多く、黄鉄鉱(FeS2を主成分とする鉱石)と共に「愚者の金」の名でも知られています。   問題文の通り黄銅鉱の主成分は鉄と銅の硫化続きを読む “「愚者の金」 (2019年 東大化学 第2問-II)”

有機ハロゲンと麻酔薬 (2012年 東京慈恵会医科大)

 本問は無機ハロゲンに関する前半部分(問題I)と有機ハロゲン(問題II)から構成されており、一部関連していますが(問2と問7)ほぼ独立した内容になっています。前半は無機分野で頻出の知識及び記述問題ですが、後半部分は医学部続きを読む “有機ハロゲンと麻酔薬 (2012年 東京慈恵会医科大)”

ミョウバンの化学 (2018年 東京慈恵会医科大学)

 ミョウバンは食品添加物など幅広い用途がありますが、小学校の理科の教科書で初めてその存在を知った人も多いのではないでしょうか。  再結晶や溶解度の問題では食塩と並んで登場機会が多いミョウバンですが、高校の無機化学分野にお続きを読む “ミョウバンの化学 (2018年 東京慈恵会医科大学)”

孔雀石と緑青 (2001年 東大後期)

 古くなったり、濡れてしまった10円玉は時々緑色に変色します。この緑色の正体は「緑青」と呼ばれ、複数の銅化合物の混合物から構成されます。  興味深いことに緑青の主成分は宝石として知られる孔雀石(マラカイト)と同じであり、続きを読む “孔雀石と緑青 (2001年 東大後期)”